江の島から行く心躍る神様の里帰りの旅
7月中旬に開催される天王祭は、江の島とその周辺で最も伝統的で刺激的な大規模なお祭りです。江島神社辺津宮本宮境内にある八坂神社のお祭りで、 7月の5日間にわたって行われます。 江の島に住んでいた漁師が海で須佐之男命の像を拾い、島に祀ったことが起源とされています。この像は、江ノ島の対岸の腰越にある小動神社から高波で海に沈んで紛失した。 天王祭の主な行事は、本祭の前夜に行われる「宵宮」と、江の島と対岸の町腰越を神輿が往復する本祭「神幸祭」から構成されます。 このページでは、天王祭の本祭「神幸祭」をタイムラインでご案内します。
天王祭本祭のご案内とタイムスケジュール
日時: 7月第2日曜
場所:八坂神社(江島神社境内)、片瀬町東町、仲見世通り、腰越商店街、小動神社
入場料:不要
神幸祭は天王祭の本祭で、一日中開催。
江の島の八坂神社の神が訪れ、現在の腰越の小動神社の神と出会う。
9:30 辺津宮本宮
江ノ島の辺津宮本殿前で開基神事が行われます。神事が終わると、八坂神社の神輿や行列が仲見世通りの突き当りにある赤い鳥居まで階段を下りていきます。
10:00頃 仲見世通り坂にて
10:00頃 提灯を先導する八坂神社の神輿と行列が神社を出発し、江の島のメインストリートである仲見世通りを下ります。行列が通ると、狭い通りは祭りの参加者、住民、観光客でいっぱいになります。
12:15頃 東町の路地にて
休憩時間には、海に入る前に外した神輿の飾りを取り付ける人もいて、午後のパレードに向けて準備が進められています。準備作業が終わると、パレードの前に小さなセレモニーが行われます。
13:00 腰越商店街
龍光寺近くの腰越商店街 では、小動神社の神輿が待機し、江ノ島からの八坂神社の神輿の到着を待ちます。 この近くの道路にも山車が数台停まっています。この山車や神輿の横を江ノ電が通過する興味深い光景を見ることができます。 大きな山車の中には、頂上に次のような人物や神様を模した像を乗せるものもあります。
- 須佐之男命 – 神道の神の一人。
- 源頼朝 [源頼朝] – 鎌倉幕府の創設者であり初代将軍。
- 御所五郎丸 [御所五郎丸] – 源頼朝の家臣の武士。
- 源義家 (別名: 八幡太郎義家) [源義家 (八幡太郎義家)] – 源頼朝の祖先。
- 鎌倉源五郎景正 [鎌倉権五郎景正] – 地元の武士
13:40頃 江ノ島駅前
13時頃に島を出た八坂神社の神輿が江ノ電江ノ島駅前を通過中。
14:30 腰越商店街
神輿行列は腰越商店街を途中で休憩しながら東へ進みます。江ノ電はパレードが通過するまで列車の運転を一時見合わせる。だって、通りは人で溢れかえっていて、電車を走らせるスペースがないんです!
腰越商店街 15:30頃
ほぼ同じ時間帯に腰越商店街で休憩中。16時頃に神輿渡御がここに戻ってくるまで、祭りの山車や神像の脇を古い電車が通過するなど、前世紀のような珍しい光景を見ることができます。
17:30頃 江ノ島弁天橋にて
17時半頃、太陽が西に傾き、空が赤み始めると、神輿渡御は橋を渡って江の島へ戻ります。緑青銅の鳥居前に到着すると、神輿の担ぎ手は江ノ島在住者のみに交代します。
17:50 江ノ島仲見世通り
18時頃、住民らが担いだ神輿が仲見世通り の坂を登って神社に戻る。最後に、そこで到着の儀式が行われます。神幸祭の一連のイベント、江の島で一番長くて一番盛り上がった一日が終了しました。